シュートクリニック開催
6月12日に富士川いきいきスポーツ公園でシュートクリニックを開催しました。今回のクリニックは関西を拠点に活動をしているEXCELUZさんに協力してもらいまして、奈良県から特別講師を招いて開催を致しました。
今回指導してくれました向 慎一コーチ(以下シンコーチ)は昨年までプロ選手としてサッカーをしており、300試合以上プロサッカー選手として活躍された指導者です。シンコーチとはスペインでの国際大会に参加した際に知り合ったコーチであり、そこで意気投合し今回のクリニック開催を企画することが出来ました。遠く奈良県からお越し頂き、山梨の子どもたちのため情熱ある質の高い指導をしてくださったこと本当に感謝しております。
今回は小学1年生~6年生まで総勢44名の選手が参加してくださり、U-8、U-10、U-12の3カテゴリーに分けて指導を行いました。トレーニングの基本的な流れとしてシュートを打つ時に必要な体の使い方を意識したウォーミングアップを行い、その後対面パス形式で強いボールの蹴り方を指導し、その後ゴールに向かって実践的なシュートを打つトレーニングとゲームを行いました。
トレーニングの締めはシュート2本を打って、決まった選手のみ勝ち残り、その後シュートを決め続け、外した時点で敗退という決め残りシステムのシュートゲームをして終わりました。決められた本数で結果を出すことを意識し、試合中であれば限られた僅かなシュートチャンスを決め切る力が必要なります。何回も蹴って納得いくまで蹴るトレーニングではなく、集中して1本を決め切る力を養うため効果的なトレーニングだったと感じました。子どもたちも真剣勝負を楽しみ、ゴールを外したら本気で悔しがり、ゴールが決まったらいつも以上に本当に嬉しそうにガッツポーズを作っていました。
今回のクリニックではシンコーチが細かくデモンストレーションを交えて子どもたちに見本を見せてくれましたが、シュートのスピードと正確さは素晴らしく、間近でプロの技術を見れたことも子どもたちにとっては良い経験になったと思います。
CDYコーチもGK役としてトレーニングを手伝いましたが、まだまだ子どもたちのシュートはコーチに止められてしまっていましたが、教えてもらったキックの仕方を意識して蹴るようになっており、素晴らしいシュートを決める選手も増えていました!このようなトレーニングを続けていくことでコーチが相手だろうとガンガンシュートを決めれるように成長してもらえたらと思います。
CDYでは色々なコーチを招いてクリニック等を定期的に開催していますが、子どもたちだけではなく我々指導者の学びの場となっており、新しい発見があることいつも楽しみにしています。これからも子どもたちと共に学び、成長していけるよう指導者も励んで参ります。
色々な技術を高めていく必要があるのは承知しているところですが、特にシュートのレベルについては世界との差が大きいと感じており、今後も定期的にシュートクリニックを開催していこうと思います。
また開催した際は是非また多くの子どもたちに参加してもらえたらと思いますので、どうぞよろしくお願い致します!