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U-8大豆戸カップ参戦報告

U-8大豆戸カップ参戦報告

 1月8日(日)〜9日(月)に茨城県神栖市で開催されたU-8大豆戸カップへ参加をしてきました。

 大豆戸カップは県外の強豪チームが多く参加し、CDYが参加する大会の中でもトップレベルの大会です。CDY設立当初から参加している大会でもあり、この大会においては上位進出という結果を求めることで戦う厳しさや楽しさを学ぶことを目的に参加をしています。
 日々のトレーニングで磨いてきた技術やメンタルといった自分達のサッカーがどこまで通用するのかを知り、県外の強豪チームから新たな刺激を得られる貴重な場として今回の大会も選手、コーチ共にワクワクしながらこの大会に臨みました。

【1日目の試合結果】

第1試合 VS  コラソン千葉 1−2 ⚫️

第2試合 VS   レストFC         1−1   △

第3試合 VS      犬蔵SC            4−3 ◯

第4試合 VS     FC中原(W)  9−0   ◯

 まだあたりも薄暗い朝5時30分に小瀬スポーツ公園を出発し、道中はしっかり睡眠をとり茨城県へ向かいました。道路状況も問題無く、順調に向かうことが出来たため少し迂回して鹿島神宮へ必勝祈願。その後会場へは10時頃に到着。11時に開始の第1試合コラソン千葉戦に向けウォーミングアップを開始しました。コラソン千葉は前日行われていたトレーニングマッチで大量得点を奪い全勝しておりグループ内1番のライバルと認識しており、大会1試合目の緊張もあるなかで強豪相手にどれほどのパフォーマンスを選手が発揮できるか楽しみな一戦でした。

 いざ迎えた第1試合。試合がスタートすると若干の固さは見られるもののしっかりとボールを動かし相手ゴールに迫る選手たちがピッチ上にいました。相手チームと一進一退の攻防を繰り返し互角に渡り合うことができており選手たちの成長を感じました。前半は先制点を許しながらゴールを奪い返し1−1で折り返します。後半は球際の攻防で勝ち切れないシーンが続き、先に失点をしてしまい1−2。その後攻勢を強めますがゴールを割り切れず1−2で敗戦。自分達のサッカーが通用する手応えを掴みつつも悔しい敗戦となりました。

 この敗戦を受けグループリーグから上位パートに進出するために2位通過を目指すこととなりました。第2試合の相手レストFCは他試合の結果を見るに2位争いをするであろう相手でしたので、ここで大会初勝利を手に入れて残りの試合に勢いをつけていきたい試合でした。

 試合が始まると第2試合も実力が均衡した締まった試合展開となります。その中で幸先よく先制に成功し良い試合の入りをすることができました。その後もゴールに迫る回数も多く作りますが決め切れず1−0の1点リードで後半に向かいます。後半も前半同様、膠着状態が続く中で徐々にセカンドボールを拾われ、攻撃を受ける時間が長くなってきます。そして試合終了まで残り2分。ボールホルダーへの寄せが甘くなり撃たれたシュートがDFに当たり、軌道の変わったボールがゴールに決まってしまい1−1の同点。その後残り時間も少ない中、同点ゴールを決めたレストFCは攻勢を強め、何とか耐え凌ぐのが精いっぱいのまま試合終了。サッカーあるあるではありますが、最後の最後で勝利を掴み損ね、改めてサッカーは簡単に勝たせてくれるスポーツではないと気づかせてくれました。

 この結果から残り試合での2連勝、そして得失点で優位に立つための大量得点勝利が上位トーナメント進出の条件となりました。

 第3戦目は犬蔵SCとの対戦。この試合はお互いに勝ちが絶対条件になる中で得点を奪い合う激しい撃ち合いのゲームとなりました。結果は4−3と取っては追いつかれるゲーム展開をモノにし大会初勝利。ギリギリの勝利になってしまったものの、最終戦に突破の可能性を残すことができました。

 そしてグループ最終戦となる4戦目の相手はFC中原(W)。2位争い中のレストFCの試合が先に終わっているため、この試合を5点差以上で勝利すると上位トーナメント進出が決まると知った上で試合に臨みました。選手たちと話をし相手の陣地から積極的にボールを奪いにいくハイプレスを仕掛け複数得点を取ろうと決意しゲームに入ります。
 試合では選手たちが果敢にプレスを仕掛け相手ゴール前でボールを奪うことに成功しゴールを積み重ねていき結果は9ー0と勝利。突破の条件もクリアし2日目の上位パートのトーナメントへ進出を決めることができました。
 ”大量得点を決めて勝つ”という行為はある意味見苦しい試合となってしまいましたが、大会である以上、少しでも良い成績を残していきたいという想いがチームの結束力を高め、個々がより良いパフォーマンスを出せたと思うので、充実した予選リーグに出来たこと良かったと思っています。

 また、予選を通してチームでよく会話する姿や、選手達で円陣を組むなど試合に入る前の部分でも成長が感じられる1日目となったのも大きな収穫だったと思っています。

予選リーグ試合結果

【2日目の試合結果】

準々決勝 VS  東住吉SC 0−5 ⚫️

順位決定トーナメント VS  パーシモン(O) 3−3 PK(2−1) ◯

5位決定戦 VS下丸子シューターズ 4−2 ◯

 迎えた2日目。トーナメント初戦は大会無失点の全体1位で突破をしてきた東住吉SC戦。厳しい試合が予想される中自分達の持てる力をぶつけようと試合に臨みました。試合が始まるとやはり相手に押し込まれる時間が長く厳しい展開が続きます。相手をリスペクトしすぎてしまっているのか球際の攻防で後手を踏んでしまいなかなかボールを前に運ぶきっかけが作れず前半で2失点を喫してしまいます。
 後半は球際の闘う部分を全面に出していこうと話をし、徐々にボールを持つ時間を作り反撃に出ますが、相手の攻撃の勢いを止められずさらに失点を重ね0−5で敗戦。トーナメント優勝の可能性はここで潰えてしまいました。ただこの大豆戸カップで優勝した東住吉SCの球際の強さや安定したボール運びを肌で感じることができたことは選手にとって最高の刺激となり、試合後の悔し涙が心に響いたことを物語っていました。これからのトレーニングでこの差を埋めることはもちろんのこと、幸いなことにまだ大会は続いており、この後の2試合で最高の試合が出来るよう全力で戦うことを誓いました。

 順位決定戦になったパーシモン(O)との試合でしたが、同じくトーナメント初戦で負けてしまい、悔しい想いを胸に秘めこの一戦に臨む両チーム。当然勝ちたい気持ちがぶつかりあい、これまた激闘となりました。
 最初に得点したのはパーシモン。その後追いつくもまた突き放されシーソーゲームとなりました。終盤まで2-3でリードを許す苦しい展開となりますが後半残り5分のところで追いつき、その後も逆転のチャンスを作りますが得点を決め切れずPK戦へと入ります。
 PK戦ではCDY自慢のゴールキーパーであるリョウのスーパーセーブも飛び出し2−1で勝利。チームとしてキッカーやGKに声を掛け合う姿は素晴らしかったと思います。相手への敬意を欠くことなく健闘を称え合う姿は見ている保護者の皆様も心を和ます光景だったんじゃないかと思います。

 そして大豆戸カップ最終戦となった5位決定戦の下丸子シューターズとの一戦。序盤からボールを保持しながら攻撃を仕掛け、守備の時間でも球際を譲ることなく戦い抜くことがゲームを通して意識してプレーすることができ4−2としっかり勝ち切ることができました。4点を先行してから2点を返され相手が勢いに乗ってくる嫌な時間でも勢いに飲まれることなくゲームを終えられたことは1日目と比べ成長できた部分だと思います。

 2日間を戦い抜き20チーム中5位という成績でした。キックオフからフルパワーで戦えるメンタルの作り方、試合で苦しい時間のプレー選択など課題も多く出ましたが選手たちは非常に良く頑張ってくれたと思います。毎年参加させて頂いているこの大豆戸カップは選手にも指導者にも新しい発見や良い経験を与えてくれる素晴らしい大会です。
 今回参加した選手たちと共に経験を日々のトレーニングからいかしていけるよう改めて気を引き締めて取り組んでいきたいと思います。

 大会を運営して頂いたアスリード様、対戦して頂いたチームの皆様、誠にありがとうございました。
 保護者の皆様、ご理解ご協力誠にありがとうございました。

 今後ともよろしくお願いしたします。

 

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