幼児サッカー卒園記念大会
新年が明け、段々と暖かい日差しを感じられるようになり、過ごしやすい陽気となってきましたね。あっという間に3月になったと感じておりますが、気づけばもう年長さんは幼稚園、保育園を卒園。新しい門出を祝う季節となりましたが、当スクールにおいても成長の集大成として玉諸SSSさん主催の卒園記念大会に参加させて頂きました。
★幼児サッカー卒園記念大会
主催:玉諸SSS
開催日:3月11日(土)
会場:玉諸公園
▼参加チーム
玉諸SSS
塩山SSS
エルドラードFC
JFC白根
CDY.ESCOLA
上記の写真を見ても分かるとおり、サッカーそっちのけの雰囲気もある子どもたち(笑)
日頃のトレーニングでもちょっぴり悪ふざけをしてしまう子でも、サッカーは大好きで元気いっぱいボールを追いかけまわしています。きっと試合が始まればいつものサッカー大好きパワーで素晴らしい戦いを見せてくれるとコーチ達は期待を膨らませ子どもたちの試合を楽しみにしていました。
試合前にコーチから試合前にみんなに伝えたことは3つ。
①元気よくサッカーすること。②ゴールを目指すこと。③ボールを奪われたら奪い返すこと。
この3つをみんなで共有し、協力しながら戦うことを求め、その結果みんながサッカーを思いっきり楽しんでくれることを願いました。
試合を通して子どもたちの成長を感じられる場面が多くありました。
1つ目は、全員でせめて誰も守らないということがなく、「おれ、守る。」などみんなで声をかけながらプレーできたり、全員でゴールを守るのではなく1人、2人は相手のゴールにシュートできるようなポジションを取ってサッカーしていたこと。
ちなみにCDYのキッズクラスではこのような戦術的な戦い方やパスを繋ぐなどの指導は一切行っておらず、これらは選手たちが自ら考え、行動したプレーです。大人が関わり指導するのはもう少し先の話だと考えています。
2つ目は、相手のいない方向にドリブルしたり、パスしたりしていたこと。
これは日ごろの練習で伝えていた部分であり、ボールは宝物。危ないところに持っていかないよう少しずつ伝えていた部分となります。まだまだ上手くできないことが当然多いですが、大事なものという意識があるからこそ、奪われてもすぐ取り返すというプレーが多く見れたと思っています。
3つ目は、得点したときに何も言わずともみんなとハイタッチしていたこと。ゴールをしたらみんなで喜ぶ方が嬉しいよね!と日頃から伝えてはいますが、強要してタッチさせたりすることはありません。こんなことコーチが教えるまでもなく、子どもたちは嬉しいときには喜び、上手く行かなければ悲しみ、時には怒ったり、泣いたりする素直な心の持ち主です。
今回の試合では喜びを爆発させて声を張り上げるシーンが見られ、仲間と喜び合う光景が見れたこと本当に嬉しく思いました。
大会の結果は、見事優勝することができました。結果が出たことを褒めることはありませんが、この結果を掴むまでの努力を褒め称えました。何より良い雰囲気で終始サッカーし続けることができたことが一番良かったと思います。
キッズクラスは在籍者が20人ほどとなっており、日頃から可愛らしくも格好いい選手たちがサッカーを楽しんでいます。この年代の指導では声の掛け方や、子どもたちが上手く伝えられない気持ちを汲み取り、寄り添いながら指導することが強く求められます。我々指導者の学びも多く、成長させてくれるキッズたちに心から感謝しております。
今年の年長さんは4月からもCDYの小学生クラスでサッカーを続ける子が多く、さらに成長できるよう引き続き指導に励んで参ります。
子どもたちのさらなる成長をご期待ください。
最後までお読み頂きありがとうございました!