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U-15夏休み県外遠征

U-15夏休み県外遠征

 RENOVA FCが最後の夏を迎え、第1弾7月25日~27日にて静岡遠征、第2弾7月29日~7月31日にて茨城遠征に行ってきました。
 3年生にとって最後となる宿泊を伴う県外遠征となり、これまで培ってきた2年間の”技術”をぶつけ、さらに磨きをかけて仕上げていくための遠征として1週間みっちり鍛え上げました。

【第1弾 静岡遠征】
7月25日~27日
会場:つま恋リゾート(静岡県掛川市)
大会名:nowtis ジュニアユースカップ U-15
▼参加チーム
SUERTE FC
日立JY
クラブ テアトロ
碧南FC
坂井F丸岡FC
JFC FUTURO
緑FC
AVANCE
エリース東京
RENOVA FC

 佐賀県や福井県からも参加があり、普段交流の無い強豪チームとカップ戦で戦える貴重な機会となりました。予選リーグを2日間戦い、その結果に応じて最終日に順位決定トーナメントとなるレギュレーションでした。大会形式である以上、勝ちにこだわり、上位トーナメントに進んで優勝を目指すということを目標にして今回の遠征をスタートさせました。

~ピックアップマッチ vs クラブ テアトロ~

 遠征初日、第1戦は神奈川の強豪クラブ テアトロさんとの試合。以前対戦した際には手も足も出ず大差で敗れてしまった相手でした。事前に初戦はテアトロと戦うと選手たちに伝えていましたが、過度に緊張するでもなく、かと言って何も感じていないわけではない様子でしっかり準備して初戦を迎えることが出来ました。
 立ち上がりから攻め込まれ、一方的な展開が続き決定機を2度、3度と作られてしまうも助かる形で失点なく試合が進み、前半飲水タイムへ。なんとか0-0で凌いでいる状況でしたが、このままではやられるのは時間の問題だと判断し、システムを変更して相手の流動的な攻撃に対してコンパクトに守って相手を抑える作戦を実行。これにより相手に自由にやらせる時間も減り、こちらも意図的にボールを奪い攻撃に転じる場面も増え、相手ゴールに迫ることに成功。一進一退の攻防が続きましたが、前半終了間際に不必要に中を絞りすぎて空けてしまったサイドのスペースから切り込まれ失点。少しもったいない形でしたが、戦えているという手応えを感じた選手たちは後半も同様の戦いで粘り強く戦い、1点をもぎとることに成功。その後はシーソーゲームとなり、1-2、2-2、2-3・・・とこっちが点を獲れば相手も突き放すという展開となってしまい、なかなか前に出れない苦しい試合となりました。
 それでも諦めることなく必死で戦い続け、三度同点に追いつきスコアは3-3。相手にプレッシャーを掛け続け、なんとか競り勝つんだという気持ちが選手たちの表情、声かけでしっかり伝わってきました。迎えた終了4分前についに念願の時が訪れ逆転に成功!4-3のスコアにするとそのまま試合終了となりました。相手の強さを認め変えなければならないとこと、RENOVAのやってきたことを信じて変えてはいけないところが確認できた非常に学びの深い一戦とすることが出来ました。

 12チームで各チーム予選4試合を戦った成績で順位を決める変則的なレギュレーションでしたが、3勝1敗で全体5位。4位までに入れば上位トーナメントだったのですが、得失点1差で5位となってしまい、「決めれる時に決めておけば」「あんな失点しなければ」という想いが選手たちに芽生えていましたが、最終日は中位トーナメントを勝ち抜き見事優勝!選手たちの表情を見るとどこか物足りない表情を浮かべており、やはり上位トーナメントで強豪チームともう一度戦いたかったと話していました。
 県外の魅力的なチームとたくさん試合することが出来たことと、つま恋リゾートの超豪華なご飯は子どもたちにとって夏休みの良い思い出になったと思います。気候も甲府と比べたら涼しく、気持ちの良い風を感じながら試合することが出来ました。選手たちが体調不良にならなかったのもマグネシウムウォーターなどの熱中症対策飲料を配ってくれるなど主催の配慮があってのことと感謝しております。大会スポンサーのNORMさんの栄養講習や、スプリント計測大会など面白いイベントもあり、素敵な3日間を過ごすことができました。
※スプリント計測大会は各チームのスピード自慢の選手が30m走を計測し、タイムを競うイベントでしたが、見事RENOVAのタイトが優勝しました!

【第2弾 茨城遠征】
7月29日~31日
会場:ジャーニー若松(茨城県神栖市)
大会名:スーペルコパU-15
▼参加チーム
Wings
ラルクヴェール
リベレオ
AIVANCE
union SC
アンビシオーネ
HANAZONO FC
RENOVA FC

 昨年に続き、今年も茨城県神栖市で開催されたスーペルコパに参加してきました。静岡遠征とは違い順位決定の無い交流戦となりましたが、参加した全チームと試合をすることが出来ました。海風が程よく吹いており、日差しは厳しく感じたものの、風が涼しく吹いてくれたので山梨よりも涼しい環境で試合をすることが出来ました。

~全体を通して~

 中学3年生にとっては最後の宿泊遠征。試合会場ではよくコミュニケーションを取り合い、自分の意見を伝える場面が多く見られました。やってきたことが上手く通用する相手よりも、上手く行かない相手と試合した時の方がよく喋る印象があり、失点を繰り返し崩壊してしまう試合もありましたが、それでも何とかしようと選手同士で解決しようとする姿に成長を感じました。
 ただ、試合会場でサッカーに対する気持ちは高まっている気がするものの、ピッチを離れたところにおいては、チームで決めた規律を守れない選手がいたり、楽な方へ、甘い方へ流れていってしまう選手がいました。それぞれの選手が意識を高く持ち、やるべきことに対して行動していけるようになることがピッチの中でも求められるので、自宅にいることが増える夏休み期間に自分の生活を見直し、楽な方を選択するのではなく、より良い方向へ成長していける方を選べるようになってもらえたらと思います。
 強豪クラブと言われるチームと互角に戦えるようになってきたと思えるRENOVA U-15ですが、まだまだ高められるところがあり、伸びしろ十分な選手たちが揃っています。チーム内でもお互いの意見が合わず衝突する場面もありますが、目指すところは一緒であり、チーム一丸となって勝利を目指して戦うことが出来ています。ベンチにいる時間が長かった選手もここにきて評価を高め、スタメン争いも活発になっています。他チームとの競争はもちろんのこと、自チーム内での競争もあることで最後の戦いとなる秋の高円宮杯ではさらにレベルの上がったRENOVA FCが見れると思います!

 夏休みにはじめに1週間ほど遠征が続きましたが、3年生はサッカー以外にも高めなけれならないものがありますね。そう!”学力”です!!!!!
 RENOVA FCでは勉強にも力を入れており、行きたい高校へ進むための成績をしっかりとれるよう夏期講習なども開催しサポートをしています。

 この夏でサッカーも学力も成長し、選手たちが目指す結果が出せるよう指導を続けて参ります。
 どうぞ引き続き応援よろしくお願い致します!

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