シンシュートクリニック！！

　２月１５日(土)に駿台甲府小学校のグランドでシュート指導のプロを招いてのシュートクリニックを開催しました！こちらのイベントは昨年１０月にも開催をしており、今回もシンコーチこと「向 慎一」さんにお越し頂き指導をしてもらいました。

【講師紹介】
向 慎一
Mukai Shinichi
▼指導歴
2016-19 奈良クラブスクールコーチ
2020～ EXCELUZ FOOTBALL ACADEMY
▼選手歴
2008-09 栃木ＳＣ
2010　 東京ヴェルディ1969
2011-12 AC長野パルセイロ
2013 　 FC町田ゼルビア
2014-15 AC長野パルセイロ
2016-21 奈良クラブ

　関西を拠点で活動しているシンコーチですが、スペイン遠征で知り合ったことをきっかけに親交を深め、山梨県でのサッカークリニックを快く引き受けてくれました。プロの世界で活躍してきた経験を活かし、指導者としても研鑽を積み続け素晴らしい指導を行ってくれています。
　１０月に初開催をしたときも参加した選手たちから好評を頂くことができたので今回の開催を決定したのですが、前回参加してくれた選手たちを中心に今回もシュートレベルを上げたいと熱意ある選手たちが集まってくれました。

～テーマは「クロスからのシュート」～

　なかなかチーム練習の中でシュートだけに特化してトレーニングするチームは少ないと思うのですが、その中でもクロスボールをテーマに行うところはもっと少ないのではないかと思います。得点期待値も高い攻撃方法となるので、横から来るボールに合わせてきちんとシュートを決めるためのコツを今回のクリニックでは学んでもらいました。

１．ゴール前に入っていくタイミング
２．ニアとファーにシュートを打ち分けるための軸足の置き方、足の振り方
３．打ちづらいボールが来たときの対応

　上記のようなことを主に指導し、プレーしながら細かいところに対しても個別に声かけをするなどし、選手たちが集中してトレーニングに励んでいました。CDYスタッフもクロスボールを上げる役として頑張りましたが、質の高いボールを蹴らないとトレーニングにならないため、コーチたちにとっても緊張感ある時間となりました(笑)

　シュートのイメージを分かりやすく伝えるためシンコーチがデモンストレーションを行いながら指導してくれましたが、プロ選手が打つシュートのレベルを間近で感じることが出来ました。これくらいのシュートが打てるようになることがプロ選手には求められるという一つの基準を知るきっかけになったと思います。我々も一生懸命指導を行っているつもりですが、やはりプロを経験してきた選手の言葉は重みがあり、我々指導者が学ぶことが多くありました。

　CDYでは子どもたちの育成を本気で考え、最大限成長できる環境を提供していくことを使命として掲げています。今回のようなクリニックもそうですが、我々だけで出来ることではないと思っており、同じ想いを持つ様々な指導者様のお力も借りながらより良い環境を作っていけたらと思っています。

　シンコーチには定期的に山梨にお越し頂き、シュートをテーマにしたクリニックを開催し続けていこうと思います。山梨県のサッカー選手たちのレベルアップに繋がるプロジェクトだと思っており、どんどん素晴らしい選手が輩出されるよう最大限励んで参ります。

　次回の開催を楽しみにして頂き、是非また多くの選手に集まってもらえたら幸いです。
　どうぞ今後ともよろしくお願い致します！！

～ゴールキーパーも大活躍～

　シンシュートクリニックとセットで開催した「GK LAB.」主催のゴールキーパークリニックも開催しました。クロスボールの対応はゴールキーパーにとっても重要なトレーニングとなっており、所属チーム等で十分にトレーニングが積めていない選手も多いと思います。
　クロスボールからのシュートということで、近距離から放たれるシュートも多かったのですが、GKの選手たちは正しいポジショニングを意識しながらシュートコースを狭め、素早い反応でシュートを防ぐシーンも多くありました。
　GK LAB.では土日を使って駿台甲府小学校、WING FUTSAL CLUBで吉田コーチがGKスクールを開催しています。興味ある方は是非一度こちらの方にも体験参加をして頂けたらと思います。