U-7紅白戦＆MIC７セレクション

　３月２日(日)にシルクパークで「U-7紅白戦」と「MIC７セレクション」をそれぞれ開催を致しました。

～U-7紅白戦～

　CDYスクールに通う１年生および年長さんが集まって一緒にサッカーを楽しみました！いつもの練習とは違う人工芝のグランドで試合をするのは気持ちいいですね！いつも以上に子どもたち元気いっぱいサッカーをしていたように思います。

　今回の紅白戦の目的はこれから１年生になる年長さんに１年生のお兄ちゃんお姉ちゃんたちが一緒にサッカーを楽しめるようサポートしてあげる経験が出来たらと思い開催を致しました。とはいえ強烈な年長さんたちが多く、１年生と一緒に試合となっても物怖じすることなく勇猛果敢にプレーしていたので１年生たちの助けを借りることなく、いつも通り試合を楽しめていました。

　下級生が進級してくることで既存の１年生たちがより逞しく成長する姿を毎年見ていますが、今年もやはり年長さんが入ってくると１年生たちの頑張りが一回り強くなっていました。
　必死でボールを追いかける姿や、ゴールを決めた時の喜びの爆発具合などいつも以上に感情豊かにプレーしており、このような姿を下級生が見た時にワクワクした気持ちで入学を迎えてくれたら嬉しく思います。

　また今回のような子どもたちの笑顔溢れる試合を開催できるよう励んで参りますので、どうぞ今後とも応援よろしくお願い致します！！

～MIC ７ セレクション～

　U-7紅白戦で子どもたちがキャッキャとサッカーを楽しんでいる隣でスペイン国際大会に向けた日本選手団セレクションを開催を致しました。今回参加者は１０名と少なかったのですが、セレクションを成長の場として活用する子や、世界を舞台に活躍することを夢見た選手が集まり緊張感ある中でトレーニングに励んでいました。

　人数は少なかったものの、一人ひとりが持つ想いの強さ、大きさは変わらないものであり、今回のセレクションでも真剣な表情でプレーする子どもたちの姿が印象的でした。プロサッカー選手になるためには”選ばれる選手”になる必要があり、誰かに見つけてもらうのを待つのではなく、自分のプレーを見せに行く行動力が良い結果を生むと思っています。今回のセレクションにも勇気を持ってチャレンジし、評価されることを恐れず、自分の力を発揮してくれた選手たちを本当に素晴らしいと感じました。

　セレクションで求められたのはフィジカル面やテクニック面よりも頭の回転の速さを重視し、常にピッチの内外で必要な行動をとれるよう最初に伝えていました。トレーニングの合間の時間の使い方や切替の速さ、ミスが出たときの一歩目の行動などあまり目立たないところを評価しており、意欲が高い選手と低い選手で自然と差が出るところを注視していました。
　ボールに関わっている時は良く声を出したり一生懸命な姿が見れる選手でも、ベンチにいるときやボールが遠くにあるときなどに頭の中がストップしてしまう瞬間がある選手は高いレベルの試合にはついていくことが出来ません。
　常に次何が起きるかを想定し、自分が何をするべきかを考えられる選手はおのずと良いプレーをするようになるので、普段のパスコンのトレーニングやドリブル練習などでも試合中をイメージしたり、相手の位置やプレッシャーの掛け方を頭の中でイメージしながらトレーニングが出来るといいでしょう。

　今回のセレクションでは全選手一定の基準を満たしていたようにも見え、よくサッカーを理解してプレー出来ていると感じました。セレクションとなると目立つ格好をしたり、独りよがりのプレーを連発する選手が出たりするのですが、今回はそのようなことはなく仲間を上手く使った崩し方や、無理があれば一旦下げて良い状態を作ってから仕掛けなおすなど賢くプレー出来る選手が多かったです。その中でも個々の特徴が現れており、ドリブルが得意な子、シュートが強烈な子、中盤でバランスが取れる子などチームプレーに徹する中でも個の力は見て取れます。

　CDYスタッフは選考には一切関わらないため、結果はどうなるか分かりませんが、セレクションを担当したワカタケスタッフのコウチさんも子どもたちのプレーに驚いており、良い意味で選考に悩んでいた様子でした。
　山梨では１０名と少なかったですが、全国８会場でセレクションを行い、最終的には数百名の中から日本選手団を決定します。「山梨から世界へ」をスローガンに捧げるCDYでは、このような国際大会に向けたセレクションを定期的に開催しています。
　子どもたちには世界で戦うための力を身に着け、自分の夢に向かって輝き続けてくれたら大変嬉しく思います。子どもたちが最大限成長できる環境をこれからも提供し続けて参りますので、どうぞ今後ともよろしくお願い致します。